Kindle Unlimitedで知識欲を満たすリスト(番外編)

Kindle Unlimitedで知識欲を満たすリスト(番外編)

Kindle Unlimitedで知識欲を満たすリスト(番外編)

これまでの記事

私なりのKindle Unlimitedの感想とか、これから使う人へのアドバイス

Kindle Unlimitedで知識欲を満たすオススメ活用法

 

今まで書いた他のブックリスト。

 ・Kindle Unlimitedで知識欲を満たすリスト(シリーズ編)

 ・Kindle Unlimitedで知識欲を満たすリスト(文系編)

 ・Kindle Unlimitedで知識欲を満たすリスト(理系編)

 ・Kindle Unlimitedで知識欲を満たすリスト(番外編)

 

ここまで3回に渡り、Kindle Unlimitedで掘り出した良書を紹介してきました。

最後は、今までの「シリーズ編」「文系編」「理系編」に収まらなかったけど私が個人的に面白いor役に立つと思った本をまとめました。

大体どんな感じかは上の方にある目次を見てもらいたいと思います。

最後のは完全に個人的な遊び心なんですが、何となく「FGOの元ネタ本多いなー」と思ったので集めてみました。興味のある方は是非原作に挑戦してみましょう。

 

このリストは「2018年4月27日現在でのKindle Unlimited対象本」です。

読む際にはご自身で「現在対象本かどうか」をご確認下さい

・学習法

ショーペンハウアー

読書について

★★★★★

一流の知性の手になる読書論。「頑固哲学者が意識高い系の読書を斬る!」という感じ。

決して小難しくないのに、批判的な思考から生み出される言葉には切れがあります。

「何のために読むのか」「知性の足しになる読書とはどんなものか」考えさせられます。

気に入ったら紙書籍で買って「座右の書」にしても良いかも。いつまでも古びない名著です。

 

六波羅穣

一流の記憶法
あなたの頭が劇的に良くなり「天才への扉」がひらく

★★★★★

タイトルは自己啓発書っぽいけど、非常に堅実で実用性のある記憶法の本です。

色んな本で言われている基礎的な話からTIPS的なテクニックまで、体系的で非常によくまとまっています。後半の「記憶術」を使うかどうかは人によると思いますが、第1章「記憶のメカニズム」と第2章「記憶の原則」は、非常に汎用性があります。

資格試験にしろ大学受験にしろ、「何かを覚える勉強」をする人なら一読の価値があります。

 

矢嶋美由希

ふだん使いのマインドマップ
描くだけで毎日がハッピーになる

★★★★☆

一時期やたら流行ったマインドマップ、最近はそれほど聞かれなくなりましたが、上手く使えば他には無い強みがある「思考・暗記のツール」だと思います。

「マインドマップって何?」「どうやって作るもの?」という説明から始まって、「こんな用途に向いてる」「こんな工夫をすると便利」といったアイディアを実例で提示してくれているので、これ一冊でマインドマップを使い始められると思います。色々な例を眺めながら「これは取り入れたら便利かも」と思ったものから試しに実践してみるといいかも。

 

・趣味

池上英洋

恋する西洋美術史

★★★★☆

愛欲も美しく描けば芸術になる、という好例。

芸術作品の歴史的・文化的背景を解説する至極真っ当な美術の入門書ですが、テーマとして扱っているのはいずれも性と愛にまつわるものばかりです。

性に関わる表現規制が物議を醸すこのご時世ですが、「官能」や「卑猥」が「美」と切っても切れない存在であることを学ぶのは意味があることではないでしょうか。

 

磯 達雄

ポストモダン建築巡礼

★★★★☆

建築について詳しくないけど、とにかく眺めているだけでも面白いです。

紹介されているのはいずれも「変な形の建物」なのですが、「それがどうして面白いのか」「どんな工夫があるのか」というイラスト解説が非常に面白い。マニアックなおじさんと建築物を見て歩きながら蘊蓄を聞くような、そんな散策の追体験が出来ました。

フルカラーで写真もイラストも充実しており、建築が好きな人にはオススメです。

 

斉藤由美

しあわせ紅茶時間

★★★★☆

「何となく自宅で紅茶を淹れてみたいけどよく分からない」という人にはこれ一冊。

食器のこと、紅茶の淹れ方、各茶葉の特徴、お茶に合う簡単レシピなど、実用的な内容が多め。紅茶の製法や歴史などの雑学はほどほどです。

淹れ方は普通のストレートやロイヤルミルクティやアイスティーなどが中心で、あまり変則的なものは紹介していないです。茶葉も同様で、メジャーなものだけ。初心者向けの本に固有名詞いっぱい出てきても困惑するだけなので、むしろ良いことだと思いました。

 

・小説・漫画

J.K. Rowling(著), Yuko Matsuoka(翻訳)

ハリー・ポッターと賢者の石

★★★★★

もはや説明不要の名作ですね。子供の頃にハマった人も多いハズ。

最近になって「また読み直したいな~、でも全巻揃えると高いし場所取るからな~」と思っていたところ、Kindle Unlimitedだと全巻無料で読めると知ったので早速DL。

映画の実写映像も素晴らしいですが、魔法世界の作り込みの面白さやシナリオの緻密さでやっぱり小説にはかないません。

 

安彦良和

我が名はネロ(1・2)

★★★★★

安彦良和氏は「機動戦士ガンダム」などロボットアニメでのキャラデザイン・作画監督として有名ですが、歴史をモチーフにした漫画をいくつも描いています。

これは一人の少年がローマ皇帝として大成していく過程で、様々な人を手に掛け、「暴君」と成り果てるまでの物語。2巻での完結と短い作品ではありますが、非常に読み応えがあります。

「退廃の美学」とでも呼ぶべきものが全編を通して作品を覆っており、ネロが「自らの心の弱さ」から逃げるように残虐さを極めていく描写は絶妙です。

まるで古代ローマを追体験しているような雰囲気溢れる描画も、歴史好きなら必見です。

 

森田 崇(著), モーリス・ルブラン(原作)

怪盗ルパン伝 アバンチュリエ(1~7)

★★★★☆

『怪盗ルパン』といえば、『探偵ホームズ』と並び称されるミステリーの古典名著。

こちらはモーリス・ルブランの原作にかなり忠実なコミカライズです。

小道具や風景などもかなり資料を集めて描かれているようで、パリの街並みが美しく描かれています。

連載中のコミックがかなり新しい巻まで読み放題に入っていることはレアなので、今だけだと思います。気になる方は早めに読んだ方がいいでしょう。

 

・FGOの元ネタ関連本 

「FGOであのキャラ好きならこれ興味ありそうだなー」って本が意外と多く目についたので、別枠でまとめてみました。

一つ一つ紹介できないくらいたくさんあるので一気に並べます。原典・二次創作・解説本など入り混じっているので、本のページでよく御確認下さい。

並び順はなるべく地域や時代が近いの同士が近くなるように並べましたが、結構適当です。

 

以上、4回に分けてオススメ本を紹介してきました。私の紹介はこれでおしまいです。

これからKindle Unlimitedを使おうか迷ってる方、是非参考にしてみて下さい。

賢く使って快適な読書生活を。

この記事を書いた人

The following two tabs change content below.

狐太郎

読んでは書くの繰り返し。 学んでは習うの繰り返し。

0 メディアカテゴリの最新記事