2021年9月

科学的に突き詰めた先にある、「美味しいものは美味しい」という結論【新書読書】

古賀 邦正 最新 ウイスキーの科学 熟成の香味を生む驚きのプロセス ブルーバックス, 2018/2/15   ウイスキーが好きなんです。 私は全く量が飲めないので、「すごく美味しいものを少しだけ飲む」という方向で最適化して来て、たまたま辿り着いたのが「ウイスキー」だった、という感じです。 もちろんビールやワインも場や食事に合わせて飲みますが、自宅で一人で飲むのはウイスキー。 一人でちびち […]

流石にここまでは言わんけど、言わんとすることには全体的に共感してしまう【新書読書】

中川淳一郎 ウェブはバカと暇人のもの 光文社新書, 2009/4/17     いきなりアカウント消したので驚かれた方もいるかも知れません。 最近この本に近いことをよく考えるようになっていて、「いつ辞めようかなー」と思いつつ「まぁノーコストだし別に続けてもいいか」と思っていたのでした。たまたまそこに特大のコストが降ってきたので、「神は言っている、ここでSNSを辞める運命だと」と […]

キットカットの溝に刻まれた、世界の経済と工業の歴史【新書読書】

武田 尚子 チョコレートの世界史 近代ヨーロッパが磨き上げた褐色の宝石 中公新書, 2010/12/1   みなさん、チョコレートはお好きでしょうか? 私はチョコレートが好きです。   そんなわけで先日、チョコレート好きが高じて「チョコレート検定」を受けてきました。 私の受けた中級はテキストやっとけば受かる系だったんですが、テキストを読みながら「そういえば文化史好きなのにチョコ […]

「植物」という「相互理解不能な隣人」に想いを馳せる【新書読書】

田中 修 ふしぎの植物学 身近な緑の知恵と仕事 中公新書, 2003/7/1   今日は「植物」の本。 著者は植物学の教授であり、NHKラジオ「子ども科学電話相談」の植物担当として有名な田中修先生です。   「植物」は、あまり動かない事もあって地味で単純な生物という印象を持たれがちです。 アリストテレスは「植物」を「動物」と「物体」の中間的な存在と位置づけましたが、これは言い換 […]