西洋史

【書評】アウシュヴィッツの図書係

    アントニオ G イトゥルベ(著), 小原 京子(翻訳) : アウシュヴィッツの図書係. 集英社, 2016/7/5       BACKGROUND ――対象 ナチス政権下でのアウシュヴィッツを描いた物語。 物語としての肉付けを行ったためかフィクションという体裁を取っていますが、実在する人物を扱っており、大筋においては限りなくノンフィクションに近い性質の物語です。 著者はジャーナリストであり、彼が80歳の「ディタ・クラウス」から直に取材した話をまと […]

4人の王:シャルルマーニュ、カエサル、ダビデ、アレクサンダー【隙間リサーチ】

さて、今回はいきなり問題です。 ・シャルルマーニュ ・カエサル ・ダビデ ・アレクサンダー この4人、いずれも有名な歴史上の王や為政者であります。 さて、この4人の共通点は何でしょう?     ===========================     正解は、「トランプのキングのモデルになっている」です。   でも更に正しく言うと「と、言われている」です。 今回のテーマは「トランプのキングはどこから来たのか」 そして、「そもそもトランプはど […]

  • 2018.02.03

「ケルト神話」って何なのさ:① ケルト人と「ケルト神話」

皆さんは「ケルト神話」ってご存知でしょうか。聞いたことくらいはある?結構。聞いたこともない? それも結構。まあとりあえず読んでってくださいよ。 「ケルト神話」と聞いたとき、きっと多くの方が真っ先に思い出すのはあの英雄でしょう。そう、クーフーリンなどと呼ばれるあの人です。他にも何人かの英雄の名前を挙げることができることでしょう。ではケルト人の神々の名前を挙げられるでしょうか。あるいは「ケルト神話」がどの地域のものか。「ケルト神話」はどのように分類されるのか。どのような話があるのか。   […]