2022年1月

科学者たちは「生物」という「神のロボット」に挑み続ける【新書読書】

鈴森 康一 ロボットはなぜ生き物に似てしまうのか 工学に立ちはだかる「究極の力学構造」 ブルーバックス, 2012/4/20   目次 1部 「まねる」と「似てしまう」のあいだ  第1章 それは「似せる」ことから始まった 2部 ロボットはなぜ、生き物に似てしまうのか?  第2章 巨大ショベルカーとゾウがそっくり!?  第3章 「足を動かす順序」まで似てしまう!?  第4章 2足歩行ロボットはテニスプレーヤー!?  第5章 柔らかいからだと柔らかい動き 3部 ロボットを誘惑する生き物たち […]

あえて「買って読むほどの価値は無かったな」と思う本も紹介する【新書読書】

橘 玲 無理ゲー社会 小学館新書 2021/7/29   目次 はじめに 「苦しまずに自殺する権利」を求める若者たち PART1 「自分らしく生きる」という呪い 1 『君の名は。』と特攻 2 「自分さがし」という新たな世界宗教 PART2 知能格差社会 3 メリトクラシーのディストピア 4 遺伝ガチャで人生が決まるのか?  PART3 経済格差と性愛格差 5 絶望から陰謀が生まれるとき 6 「神」になった「非モテ」のテロリスト  PART4 ユートピアを探して 7 「資本主義」は夢を実 […]

画家が残した「存在しないものたち」の足跡【新書読書】

中野 京子 異形のものたち 絵画のなかの「怪」を読む NHK出版新書, 2021/4/12   目次 第1章 人獣ー私たちは何を恐れてきたのか 第2章 蛇ー邪悪はいつでも傍にいる 第3章 悪魔と天使ー善悪と美醜のかたち 第4章 キメラー存在しえぬものを求めて 第5章 ただならぬ気配ー不可視の恐怖 第6章 妖精・魔女ー忘れられたものたち 第7章 魑魅魍魎ー画家たちの歓び   「写真のようだ」という言い回しを、「絵を褒めるつもりで」発する人は結構多い。 絵を描いたことのある人なら […]

物質に宿る生命、生命を司る物質【新書読書】

岩崎 秀雄 〈生命〉とは何だろうか 表現する生物学、思考する芸術 談社現代新書, 2013/2/15   目次 第1章 つくりながら理解する生物学―細胞をつくるとは? 第2章 「細胞を創る」研究会をつくる 第3章 合成生物学の源流をめぐって 第4章 表現する生命科学―生命美学という試み 第5章 現代芸術における生命   「生命の仕組み」がここまで物質的に解明されてきたのなら、そろそろ「人工的な生命」が作れるのではないだろうか ――分子生物学の本を読んでいると、そんな期待が湧き […]