オリヴァー・サックス

怪異に遭ったら、お祓いよりまず病院へ【新書読書】

オリヴァー・サックス (著), 大田直子 (翻訳) 見てしまう人びと 幻覚の脳科学 ハヤカワ・ノンフィクション文庫, 2018/3/20   今回は新書じゃなくて文庫です。 まぁ時々こういうことがあってもいいでしょう。   SNSでちょっとしたオカルトなお話がありました。 当人が本当に「そう」なのかは分からないので直接引用はしませんが、簡単に言うと「十代の娘が動物の霊に憑かれたようになった」という話でした。 これに対して、「脳の病気の可能性があるから一度病院へ行った方がいい」 […]

【書評】音楽嗜好症

【書評】音楽嗜好症 脳神経科医と音楽に憑かれた人々   音楽嗜好症 脳神経科医と音楽に憑かれた人々 著:オリヴァー・サックス、訳:大田直子 ハヤカワ・ノンフィクション, 2014/8/22     BACKGROUND ――対象  医学の世界では「極めて珍しい疾患」が「人間一般の普遍的性質」を解き明かす重要なヒントとなることがしばしばあります。  例えば、「ある特定の機能だけが働かなくなる」例や、逆に「異常に働いてしまう」例をつぶさに知ることで、我々が「普通」だと思 […]